前章から引き続き「求人」について、やっておいた方が良い事がテーマになります。

自分で探すこと

前章でお話しをした、「毎日欠かさずに確認をすること」と一緒に、自分で探すことも必ずやりましょう。

勿論、エージェントが面談の希望を踏まえた上で、どんどん希望職種や希望業界などを加味して求人情報を送ってくれます。

しかし、自分でも検索をすることが大事です。何故なら、前章でも少し触れましたが転職活動が進むにつれて、「裾野が広がる」からです。

例えば「不動産業界で個人に対する営業をしたい」という希望あったとしたら、エージェントは上記に該当する色々な会社の求人情報を送ってきてくれるでしょう。そこには「総合ディベロッパー」や「専業ディベロッパー」「不動産仲介専門の会社」「戸建てに特化した仲介会社」など色々な種類の会社が含まれています。

それらの求人情報を見て、「どんな会社だろう?」と自分で調べていくうちに「こういう会社もあるんだ」「不動産業界ってこんな仕事もあるんだ」のような気付きが出てきます。異業種転換であれば尚更です。

更に、「求人情報を見てみると、ディベロッパーよりも、何か一つに特化した仲介会社の方が自分の軸に合っている」のように、最初の「不動産業界」から、自分の希望を良い意味で絞る事が出来ます。

但し、その旨をエージェントに話をして「専業の仲介会社だけ紹介して欲しい」という要望をすることは避けましょう。何故なら、機械的にそこまで絞り込むと、極端に求人情報が少なくなるからです。もしかしたら、会社によっては「ディベロッパー」でも、自分の希望は叶えられるかもしれませんので、そこの裾野を狭めてしまうと勿体ないです。

従って、その裾野は狭めない代わりに、自分で検索をして求人情報を得ると言う事が大事になってくるのです。

企業のHPをチェックする

企業によっては転職サイトに登録をせず、自社のHPやヘッドハンティング会社、社員の紹介だけで採用をする会社もあります。

希望している業界の求人情報が極端に少ない場合や、希望している会社の求人がいつまで待っても出てこない場合には企業のHPをチェックしましょう。

別の章でも出ましたが、SNS系も同じ理由でチェックをすると良いでしょう。タイミングが合わなければ二度と出てこない求人もあるので、アンテナを高く広く張っておくよう心がけましょう。

転職サイトは複数企業を選択

転職サイトは2~3社利用しましょう。理由はそれぞれのサイトで強みが異なるからです。

例えばA社は求人の情報量がとにかく豊富で全方位的に網羅している。

B社はベンチャー系やIT系の会社に強く、求人も多いし、ノウハウなどもエージェントに蓄積されている。C社は求人情報こそ少ないが、新着情報の更新が早い。などです。

企業が中途採用する時に、転職サイトを選ぶ基準は「価格」や「登録者数」「属性」など色々な要素を含めて判断をします。つまり、会社によって集まってくる求人情報は違うと言う事です。

どうしてもコストがかかってしますので、全ての転職サイトに求人を出すことが難しい会社も多くあるのです。

従って、求人情報を漏らさないという点、自分の希望している業界や会社に強い転職サイトを網羅するという点、この2点の理由により複数の転職サイトを活用しましょう。

最後に

「求人選定について」をテーマに2つの章でお話しをしました。

情報収集の継続や、複数サイトの活用などを挙げましたが、その中で一番大事な事は「自らやる」という事です。仕事をしながらの転職活動は本当に大変です。

しかし、企業は一年中、中途採用を求めているワケではありません。自分の行きたい会社と、その会社が求人を出すタイミングはまさに一期一会です。

エージェントに頼りきりではなく、自ら企業情報を獲得し、自ら企業の求人情報を探しましょう。