それでは、いよいよこの章より面接のフェーズに入ります。面接で合否が決定しますので、対策は万全に行いましょう。

■面接の時間はどのくらい?

最初に面接時間についてです。会社にもよりますが、短くて30分、通常は1時間程度の場合が多いです。人物重視の場合やマネージャー職採用など、ハードルの高い求人の場合は90分程度になる場合もあります。

もし、その日一日を有休にしており、複数の企業の面接の予定を入れている場合には、余裕を持った時間でスケジューリングしておきましょう。先方の都合で遅れて始まる時や、思いの外長い時間を要してしまう場合もありますので注意しましょう。

また、面接には10分程前には現場へ到着しておきましょう。ビルの上階で受付に時間がかかったりすることも少なくありません。但し、早く着いたからと言ってアポイントの時間の前に連絡をするのは避けましょう。開始予定時刻にキチンと連絡をしましょう。

■面接時間について

面接時間については短いからダメ、長いから良いというワケではありません。相手があなたの事を見極めるのに時間がかからなければ、面接時間が短くても好印象の場合もありますし、長い時間かけて人となりを見たけれども、総合判断で不合格というケースもあります。

面接時間で一喜一憂するのではなく、内容をキチンと吟味しましょう。特に面接時間が長くなればなるほど、自分の「素」の部分が出やすいですし、むしろ面接官も「素」の部分を出すために色々な質問をしていきます。

勿論、自分の素の部分を相手に伝えるのは悪い事ではありませんが、敬語が崩れたり、話が長くなったりと、論点がズレないように注意しましょう。

■最初の1分が大事

別の章でも「受け付け~退出」までの流れの中で注意点をお話しましたが、特に最初の印象が非常に大事なポイントです。基本的には専門職でない限り、法人か個人かの違いはあれど、商品を「売る」や「買う」相手がいます。どんな企業もこの単純な仕組みは変わりません。コンサルティングなど形が見えないものも、「自分の知見」や「研修」を「売る」という仕事になります。つまり、利益をもたらす相手が必ずいると言う事です。

面接での最初の印象はその「相手」に与える印象と同じと考えるため、悪い印象であれば「仕事でも相手に悪い印象を与えかねない」と思われてしまいます。もう一度面接前に注意点を読み返しましょう。「立って」挨拶をしていますか?「はっきりと」「相手を見て」話せていますか?もし名刺をもらったら「両手」で受け取っていますか? 細かいところですが、もう一度確認しておきましょう。

■注意点

特に前項の内容を実践する時に、「相手に迎合しすぎない」に注意をしましょう。言葉は悪いですが、相手に「媚び」たり、「謙(へりくだ)りすぎる」事をするのは、良い印象を与えません。あくまで、「採用する側」と「採用される側」ではあるものの、逆に言うと「会社に入社して欲しい側」と「入社する会社を見極めている側」とも言えるので、勿論傲慢な態度で臨むのは間違いですが、必要以上に下手に出る必要はありません。

■まとめ

今回は面接の「序盤」に関してのお話しが中心でした。別の章で話をしましたが、面接前に必ず見返すようにしましょう。特に最後の「注意点」で話をした「自分の立場」については今一度自覚をして面接に臨むようにしてください。企業も「人が欲しい」と思って求人を出しています。あなたも「入社して活き活き働けるかを見極めたい」という気持ちで面接に臨みましょう。傲慢にならない限り、その気持ちで臨んだ方が、相手からしても「本気で転職を考えている」というのが伝わります。例えば、別の章でも話をしますが、最後の「企業に対しての質問」の内容も、どんなスタンスで面接に臨むかのよって内容は全く別のものになります。