前回は、面接後の議事録を元にご自身でFBをする方法の話をしました。今回は、その面接の合否及び合否理由を踏まえた上でエージェントのFBを受けた後のお話しです。

■エージェントからのFB

面接を受け、概ね一週間以内には合否の結果がエージェントを通じて伝えられます。メールで一旦伝えた後にエージェントから電話があるケースが多いですが、連絡手段はエージェントに事前に伝えておけば配慮してくれます。

合否理由などの詳細については、会社によってどこまで教えてくれるかは違います。別の章でも話しましたが事前に「出来るだけ合否の理由を会社にヒアリングして欲しい」とエ―ジェントに依頼しておくと良いでしょう。勿論それでも「総合判断」としか答えてくれない会社もありますが、事前にエージェントから会社にその旨を伝えてくれるなど、何か配慮できる点もあるかもしれません。

■FBの深掘りについて

エージェントからのFBを受ける際は、別の章でお話をした「面接直後の議事録」を見ながら話しをしましょう。

1.自分の見解との相違

仮に合格であっても不合格であっても、自分が付けた○×△と相違していた箇所があったら注意が必要です。例えば「志望動機」を聞かれて「自分の言葉で論点をズラさずに上手く言えた」という〇の評価でも、不合格の理由が「志望動機」であった場合には、修正が必要の可能性があります。エージェントがヒアリングをした詳細理由に「当社の社風と合わない」や「今回の職種の意向と沿わない」などであれば、そもそも自分が思っていたイメージと相違があったので、修正は不要かもしれません。

しかし、「志望理由が曖昧」や「ネガティブなイメージを受けた」などが理由の場合には修正しましょう。自分が〇を付けている分、自分が思っていた事と、相手が感じた内容とのギャップが大きいです。曖昧なのであれば、結論から話すように構成を変えたり、ネガティブに捉えられたとしたら、表現方法や言葉のチョイスを変えたりする必要があります。

仮に志望理由を聞かれた際に、「上手く自分の言葉で話せなかった」などの理由で、×の評価をしていたのに、「志望動機が分かり易く明確だった」などの評価で合格していたとします。その場合でも、もう一度修正が必要ないか確認しましょう。その担当者はOKと出しても、次の面接は1回目の面接よりも役職が上の方、若しくは入社する部署に近しい方が面接をするケースが多いです。その面接官は自分が思っている×の評価を付けるかもしれません。

合格、不合格、いずれのケースでも自分の見解と相違が合った場合には修正作業をするようにしましょう。

2.自分の見解と合致

○×△の評価、及びその理由がFB内容と合致した場合には、その回答には自信を持ちましょう。勿論、更に言い方を考え直したり、何かを付け加えたりという修正作業はしても結構ですが、それよりも前項の「相違」箇所の修正に時間がかかるのでそちらを優先させましょう。

■まとめ

面接後のFBはとても重要です。職歴書をまとめることで「文字」に起こし、面接対策をすることで「話し言葉」に起こし、そして面接で「相手に伝える」という作業の中で、少しずつギャップを感じてきます。それは自分自身の「新たな気づき」の場合もあれば、言葉のキャッチボールが出来ていないなどの「ミス」の場合もあります。「新たな気づき」の場合には修正作業が必要になりますし、「ミス」の場合には次回に向けて練習なりリマインド機能を持たせるなりの対策が必要になっていきます。

いずれにしろ、面接までがゴールではなく、面接をして合格を勝ち得るまでがゴールですので、気を抜かずに転職活動を行いましょう。