前項に引き続き、面接後についてのお話しです。前回作成した面接の議事録とその評価付け及び深掘りをした資料を元に、今回はその改善策を考えていきます。

■面接後の反省点まとめ

前章でお話しをした「FB前の作業」が終了したら、まず自分なりに紐解いていきましょう。やり方を下記、深掘り結果別に記載していきます。この作業は1回目の面接後、すぐに他社の面接がある方だけで良いです。次の面接が一週間以上空き、その間にエージェントからFBが来る予定であればそれを待ってからで結構です。

1.「自分の言葉で話す事」

〇の深掘り結果に「自分の言葉で話せた」や「相手に伝わったと思う」、×に「自分の言葉で話せなかった」などのような理由があった場合が一番注意が必要です。まず〇については一旦触れないで良いです。これは次章でお話しをします。×については自分が今までまとめたものを考え直す必要があります。

そのために「自分の言葉で話せなかった」理由を更に深掘りしましょう。その理由が「頭では分かっていたが上手く伝わらなかった」であれば次項「2」に進みましょう。そうではなく、「話をしていくうちに自分の中で整合性がとれなくなった」であれば、別の章の「4.軸を考える事」からもう一度やり直す必要があります。何故なら自分の作った「軸」に自分自身が疑問を抱いているからです。あれだけ「軸」について考えたのに、何故こういう事態になるのか?と思われるかもしれませんが、こういう事は決して少なくありません。理由は単純で「客観性」が足りなかったことです。自分で文字に起こし、話し言葉を考えて、それを実際の面接の場で他人に話をすると相手の反応や独特の緊張感から、「本当に自分はそう思っているのか?」と無意識のうちに自問自答します。その自問自答の中で自分の回答に対する疑問が沸いてくるので自分としてもシックリいかなくなってしまうのです。

そういう時は、今一度「軸を考える事」から始めて下さい。一度結論を出したことですので、前回程時間がかからずに答えに辿りつくと思います。

2.「論点」について

×や△に「論点がずれて話が脱線してしまった」のような深掘りがあったときにも修正作業が必要です。それは「相手の反応は良かった」という△の評価だったとしても必ず確認しましょう。これは、前項とは違い抜本的に変える必要はないですが、「表現方法」を変える必要があります。ここで言う表現方法とは、「言葉のチョイス」「文章の構成」「話すタイミング」など多岐に渡ります。

例えば「結論を先に言わず前置きが長くなってしまったことにより、論点がズレた」のであれば文章の構成を変えなければいけませんし、「志望動機」を聞かれているのに、自分の「軸」の話をしたのであれば、話すタイミングを変えなければいけません。

いずれにしろ論点がズレてしまうケースとしては「話過ぎ」という事が一番の原因である事が多いです。端的に質問に答えるのではなく、伝えたいことが多くて回りくどく話をしてしまったり、質問とは関係ないことを話してしまったりすると、そのまま論点がズレていってしまう事が多いです。

別の章でも言いましたが、「言葉のキャッチボール」を意識しましょう。気になる点は面接官が更に質問をしてきますので、一度に全てを伝える必要はなく、言葉のキャッチボールをしながら少しずつ伝えていくイメージを持っておくと良いでしょう。

3.その他

その他の項目は、上記二点に比べると早急に改善できる項目が多いと思います。例えば「言葉遣い」であったり、逆質問を度忘れしてしまったりなどです。これは単純に、次回注意すれば良い話で、メモを用意し次回の面接に見返すなど、リマインド機能をもたせれば問題ないです。