皆さんは転職をする時に、どのような方法をとるでしょうか。

「希望業界や職種が決まっており、いくつかの会社にもう決めている」

という方はもしかしたら会社のホームページで、企業担当と直接やり取りをするかもしれません。

しかし、転職をする時は希望業界などがまだ漠然としていて、完全に決まっていない方の方が多いです。

そんな時にはエージェントが相談に乗ってくれるサイトを利用する方が多いと思います。

エージェントの方は今まで、何百人もの転職希望者を面談してきたベテランです。

そんな転職のプロ中のプロの方と上手に付き合えるか否かは、転職が成功するか否かの大事な鍵を握っています。

面談前が大切

企業にもよりますが、基本的には1~2回面談をした後、Web上で求人情報を共有し合うという方法を取っている会社が多いです。

つまり転職活動を始める時の1度しか会えない場合もあります。

(もちろん希望すれば面談できる会社も多いと思いますが、予定の調整などが困難なケースが多いです。)

よって、最初の面談時の前に「聞きたい事」をピックアップしておきましょう。

転職活動の過程で「詳しく聞けばよかった」と思う事は、

  1. 異業種に転職する場合は年齢の壁や業界の壁などはあるのか
  2. 今自分の経歴だと転職しにくい会社はあるのか、またどういう会社なのか
  3. 昨今の転職事情と今後の展望

です。

1.異業種に転職する場合は年齢の壁や業界の壁などはあるのか

こちらに関しては電話でも聞けるのですが、直接詳しく聞いておきましょう。

何故なら、転職活動を進めていくうちに、当初希望していた業界とは違う業界へ希望することも少なくないからです。

その際に「このケースは厳しい」「このケースは大丈夫」とある程度自分で判断が出来ないと、「そもそもその年齢でその業界への転職は厳しいですよ。」という事態になりかねません。

よって「少しでも興味のある業界」をピックアップしておき、今の自分の年齢と属している業界を照らし合わせて、難易度をヒアリングしましょう。

 2.今自分の経歴だと転職しにくい会社はあるのか、またどういう会社なのか

こちらに関しては面談者があなたに対して、正直に話しやすいという理由があります。

どんな良い経歴の方にも、「この会社は経歴的に厳しい」という会社があるのも事実です。

しかし、面談者も人間ですから、最初の面談では中々ハッキリと言えないケースもありますし、質問が無ければ間口を広げたいという理由で、あまり話さないケースが多いです。

事前に「2について教えてください」と言っておけば、ハッキリとダメな企業はダメと言ってくれます。

これで無駄な求人を探す時間が無くなるので効率が良くなります。

また、業種だけでなく職種についても留意が必要です。

医師、薬剤師、看護師などの専門職は限られた業種・会社の中で転職していくため、他業種に移ることは難しいです。ただ、看護師の場合は保育所求人や、介護施設求人、美容外科求人などがあります。こちらは詳しく紹介しているサイトをご参照下さい。

薬剤師の場合も調剤薬局の他に製薬会社などに入社し、また違った形の仕事をすることもできます。

3.昨今の転職事情と今後の展望

に関しては特に「今後の展望」を聞いておきましょう。

現状の話については、担当者が基本説明するとは思いますが、今後どうなるかは(分からないというのもありますが)しないケースが多いです。

しかし、これは意外と重要なポイントになります。

何故なら、業界によって求人が多い時期と少ない時期があるからです。

仮に自分が希望している業界の求人が多い時期が今で、半年後には少なくなる可能性がある、となればもしかしたら自分が思っているよりも早く転職活動を進める必要があります。

勿論、求人が多い少ないの正確な数字は分かりません。

しかし、転職市場全体の話や、業界に絞った話など、エージェントの予想の範疇で構わないのでヒアリングをしておきましょう。

「過去の傾向」を経験値ベースで話をしてくれると思います。

そして、この1~3については必ず面談前に事前に伝えておきましょう。

これは資料を用意する時間やヒアリングをする時間を、担当者に与える事によって、より濃密な説明を受けられるからです。

例えば3に関しては自分の希望業界と合わせて伝えておけば、その業界に詳しい上司や周りの同僚にヒアリングを出来るかもしれません。

その担当者だけでなく、その会社の全ての知識を借りるようにしましょう。

自分の考えをヒアリングして深掘りしてもらう

皆さん転職活動を行う時は、当然「辞めたい理由」や「志望する業界、職種」などを考えると思います。

特に「志望する業界、職種」に関しては、昔からの夢なのか、今の仕事を通じて思う事なのかは、人それぞれだと思います。

しかし、いずれにしろ「この業界に行きたい」と、自分の考えに固執せずに、必ずエージェントに相談をするようにしましょう。転職エージェントの選び方は知人のサイトで詳しく紹介されていますので、そちらから選ぶと良いでしょう。

そして、転職エージェントとアポイントメントを取った後は、実際に転職エージェントと話をしますが、ここで詰まる人が多く見られます。

例えば、エージェントから「何故?」と追及が来て、答えられない事も多いと思います。

その「何故?」のポイントは、面接でも必ず突っ込まれるポイントです。

前項の内容ともリンクをしますが、これも面談前にキチンと考えておきましょう。

繰り返しますがエージェントの面談は1~2回が基本です。

その最初の1回目では、ある程度考えた「辞めたい理由」「志望動機」を語れる状態にしておき、エージェントに深掘りをしてもらうようにしましょう。

職歴書提出・面接前に必ずシミュレーションをお願いする

求人情報の中に自分の希望した会社があると、職歴書を送り、その後に面接という流れになります。

その際には必ずエージェントに確認してもらいましょう。

特に面接の時は注意が必要です。

何故なら「企業が求める人物像」と「自分の立ち位置」をしっかり把握しておかないとギャップが生じるからです。

例を挙げます。

Aさんという34歳の男性が、同業界で転職を考えていたとします。

その際に、「うちの会社はこの経歴ならプレーヤーだ。だから能力と実績を重視したい」という企業もあれば、

「うちの会社は30代後半でマネージャーになる。だから、この人にはマネージャーの資質があるかも見たい」という人物像を想定している企業もあります。

しかし、その企業の求める人物像と、自分の立ち位置を把握せずに面接に臨むと、企業側とのギャップが生じます。

 

例えば「今までの仕事での成功体験を教えてください」という質問に対して、

「○○の仕事を今までしてきました」

と自分一人で成し遂げた成功体験を語ったとします。

この話は先ほどの前者のケースでは大丈夫だと思いますが、後者のケースでは、それがいかに素晴らしい結果だったとしても、「もっと人を巻き込んだ仕事の話が欲しかった、誰かをマネジメントした話を聞きたかった」という事になりかねません。

もちろんエージェントも会社の求める人物像を全てを把握しているワケではありませんが、過去にその会社を受けた転職者がいた場合には、経験則で語る事ができます。

面接後は必ずフィードバックを受ける

面接後は面接を受けた企業の人事担当者から、エージェントがフィードバックを受けているケースがあります。

通過したのであれば「評価されたポイント」で、落ちてしまったのであれば「落とした理由」です。

特に後者に関しては次に活かすことができるので、必ず聞いておきましょう。

逆にエージェントに対して「企業からフィードバックが来たら、必ず詳しく掘り下げて聞いておいてください」とこちら側から言いましょう。

勿論限度はありますが、その企業で落ちる理由は、同じ理由で他の企業にも落ちる可能性が高いです。

特に、

  • 「そもそも辞めたい理由が曖昧で良く分からない」
  • 「成功体験の話が分かりにくい」

など、アドリブで語った言葉ではなく、自分が用意したエピソードであれば尚更です。

そうすると根本的に面接対策をやり直す必要が出てきます。

最後に

先述したことは転職者側から言わなくても、自発的にやってくれるエージェントもいます。

しかし企業によって、そして担当者によって、対応が違うというのも事実です。

従って、転職者サイドが意志をもってエージェントに促し、最大限にエージェントが持っている知見を引き出しましょう。

転職活動は仕事をしながら行うケースがほとんどですので、時間的にも体力的にも非常に大変になります。

だからこそプロであるエージェントを最大限活用しましょう。